国際的に活躍する8名の日本人トロンボーン奏者たちが、2014年夏、東京に結集。様々なバックグラウンドを持つメンバーそれぞれのユニークな個性と経験が出会い、日本を代表するグループへの成長を目指すだけでなく、世界を見据えた幅広い活動を展開しています。
2015年夏のデビューコンサートシリーズ”TAKE OFF”では「純国産チーム」による新しいトロンボーンアンサンブルの形を提唱し、各方面で多大なる反響をいただきました。
2016年春には記念すべきCD第1弾をレコーディングし発表するとともに、夏にはさらに高みを目指して”FLY HIGH”と題し、映画音楽やタンゴなど新しい音楽に挑戦しました。
2017年秋の第3回はメンバーたちの専門領域ともいえる”SYMPHONIC”~この言葉をテーマにして選んだ音楽の数々をお届けしました。
今後もその動向にぜひご注目ください!
1991年東京都羽村市出身。国立音楽大学を2014年3月に卒業。
卒業時に矢田部賞を受賞。第84回読売新人演奏会に出演。
トロンボーンをこれまでに小田桐寛之、箱山芳樹、池上亘、下島昌史の各氏に師事、またマッシモ・ラ・ロッサのマスタークラスを受講。
東京都交響楽団、東京メトロポリタン・トロンボーン・カルテットに所属。
愛媛出身。12歳よりトロンボーンを始める。2010年東京芸術大学を卒業。在学中、安宅賞、同姓会賞、アカンサス音楽賞、三菱地所賞を受賞。学内のモーニングコンサートにて芸大フィルハーモニアと協演。
第12回日本トロンボーンコンペティション第1位。関西トロンボーン協会主催、第2回ワークショップ&コンクールヤングアーティスト部門第1位。第26回日本管打楽器コンクール第5位。第3回トロンボーンカルテットコンクールinジパング第1位。
これまでにトロンボーンを、吉川武典、古賀慎治、秋山鴻市、栗田雅勝、内井規文の各氏に師事。 ステファン・シュルツ、イアンバウスフィールド、トーマス・ライエンデッカー、トーマス・ホルヒのマスタークラスを受講。
東京芸術大学管弦楽研究部非常勤講師(芸大フィルハーモニアトロンボーン奏者)を経て、群馬交響楽団へ入団、2015年7月より第一トロンボーン奏者。ブラスアンサンブルZERO.トロンボーンカルテットspirits.各メンバー。
NHK交響楽団バストロンボーン奏者。
福島県いわき市出身。2004年、東京藝術大学入学。在学中に安宅賞、アカンサス音楽賞受賞。2005年よりN響アカデミーにて研鑽をつむ。2006年、済州ブラスコンペティション(韓国、国際コンクール)にてバストロンボーン部門第一位、及び全部門におけるグランプリ受賞。同年、第23回日本管打楽器コンクールにてトロンボーン部門第一位。2008年同大学を首席で卒業。
これまでに東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、藝大フィルハーモニアとソリストとして協演のほか、旧東京音楽学校奏楽堂、いわき市芸術文化交流館アリオス、スペースDoなどでリサイタルを催すなど、ソロ活動も精力的に行っている。2012年、ドイツ・ベルリンへ留学。
これまでに秋山鴻市、古賀慎治、シュテファン・シュルツの各氏に師事。
宮城県利府町出身。 2011年、東京芸術大学卒業。
在学中よりフリーランスとしての活動を開始し、都内を中心に日本各地のオーケストラや室内楽、音楽祭などで演奏活動を行う。2009年小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトX参加 。第12回日本トロンボーンコンペティション第3位。
これまでにトロンボーンを秋山鴻市、石川浩、菊池公佑の各氏に師事。現在、東京佼成ウインドオーケストラ、 バストロンボーン奏者。
1978年、北海道札幌市出身。札幌南高校を経て武蔵野音楽大学を首席卒業。2002年、日本人で初めてオランダ・ロッテルダム音楽院のトロンボーン科に入学、2007年に卒業。ドイツに移り、ハノーファー音楽大学を卒業しディプロムを取得。余田安広、川嶋清一郎、Jörgen van Rijen、Pierre Volders、Remko de Jager、George Wiegel、Bart van Lier、Jonas Bylundの各氏もとでトロンボーンを学び、Ben van Dijk、Hendrik-Jan Renes、Ivan Meylemans、Brandt Attema、Christian Lindberg、Joseph Alessi、Michel Becquet、Stefan Schulz、Ingemar Roos、Andrea Contiの各氏をはじめ多数の奏者や教授のレッスンやマスタークラスを受講。
アムステルダム交響楽団首席奏者を務めたほか、オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団、ハノーファー州立歌劇場、ベルリン交響楽団、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン国立歌劇場、オルケストラ・ド・ノルテ(ポルトガル)、RBOシンフォニア、プロメナーデ・オーケストラ、ゼーウス・オーケストラ、シンフォニア・ロッテルダム等、オランダやドイツの大小オーケストラで契約団員やエキストラとして活動。音楽院時代には2年ほど英国式ブラスバンドにも常任メンバーとしてチャンピオンシップに参加した経験を有する。
2005年のE.レミントン・トロンボーンクワイヤー・コンペティションに優勝し、ニューオーリンズ(アメリカ)で開催されたインターナショナル・トロンボーン・フェスティヴァル(ITF)で招待演奏を行う。その当時のメンバーを中心としてInternational Trombone Ensemble(ITE)を立ち上げヨーロッパ各地でコンサートを行う傍ら、2度の大規模な日本ツアー(2008年4公演、2013年11公演)を成功させる。CD“6.35”と“HIROS”を発表したほか、日本のプロ野球公式戦のバックスクリーンでのパフォーマンスも行った。また、New Trombone CollectiveやMecanique Vivanteらとともにオランダ北部離島のウーロル・フェスティヴァルのオープニングで3万人を超える聴衆を集めてスペクタクルを行うなど、活発な活動を展開した。
オランダで隔年開催され世界各地から注目を集めているヨーロピアン・トロンボーン・フェスティヴァル“スライド・ファクトリー”には2005年の創成期より出演や運営で携わっており、日本からも多数の参加者を募っている。2014年のレッチェ・トロンボーン・フェスティヴァル(ドイツ・オランダ)アンサンブル講師。2008年および2011年の志賀高原サマーミュージックキャンプ(長野)講師。
2011年春にMartin Schippers、Steven Verhelstとともにチャリティ・コラボレーション・プロジェクト“A SONG FOR JAPAN”を発案し、在欧日本人トロンボーン奏者たちおよび世界各地のトロンボーン奏者たちと協力してプロジェクトを広める。現在までプロジェクトマネージャを務めている。2005年に世界的ジャズトロンボーン・アーティスト、Bart van Lier氏の著書「コーディネーション・トレーニング・プログラム」の日本語版を監修した。現在も新たに翻訳活動を手掛けている。また、レッスンやマスタークラスの通訳としてもクォリティの高さを発揮。
2011年、ヨーロッパの現在進行形のトロンボーンサウンドやスタイルを日本の若い世代に伝えることを主目的として、トロンボーン奏者たちのCD・DVD・楽譜等の良質なアイテムを厳選して集めた“TAKASHIBRO ONLINE SHOP”を開設。そのアイテム数は現在160を超えている。
これまで日本帰国時には個人レッスン、クリニック、アンサンブルコーチング、吹奏楽指導等幅広い層への教育活動を精力的に行っている。12年半に渡るヨーロッパ生活を終え、2015年2月に日本に移住。
2012年秋より現在、南西ドイツ放送交響楽団首席トロンボーン奏者。
神奈川県出身。10歳よりトロンボーンを始め、春山和雄・三輪純生の各氏に師事。慶應義塾大学理工学部物理情報工学科卒業。同大学大学院在学時、半年間のオーストリア、ウィーン留学をきっかけに、音楽・トロンボーンの道を決意、ドイツ留学に至る。
2005・2010年フライブルク音楽大学(ドイツ)にて、2010・2012年ベルン芸術大学(スイス)にてブラニミール・スローカーに師事。ベルン芸術大学ソリスト課程では入学試験時にその音楽性と技術に感銘を受けた大学側が、卒業試験の為にトロンボーン協奏曲をヴィト・ツーライに委嘱、カメラータ・ベルンと新作「Re-Slide」を演奏し、大成功をおさめる。
同時に2007・2009年、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団「カラヤン・アカデミー」に所属(日本人初トロンボーン)、首席奏者クリストハルト・ゲスリングに師事。2009年オーストリアで初の女性首席トロンボーン奏者として、リンツ・ブルックナー管弦楽団に就任、2012年に南西ドイツ放送交響楽団に移籍。また、2008・2009年度、ローム・ミュージック・ファンデーションの奨学生。これまでにジョセフ・アレッシ、イアン・バウスフィールド、シュテファン・シュルツ、ピーター・サリヴァン、ニッツァン・ハロッズ、エドガー・マニャク、イングマール・ルースらのマスタークラスを受講。
トロンボーン独奏では、ドイツ・ワインガルテン音楽祭トロンボーンコンクールにて第1位、グダニスク国際金管楽器コンクールにて第1位を受賞を初め、数々の国内外コンクールで受賞。2012年オペラシティB-Cシリーズリサイタルを行い、好評を得る。2014年フィリアホール<女神(ミューズ)との出会い>シリーズ出演予定。
室内楽活動として、トロンボーンデュオ「たましみず」を2011年に結成、これまでに紀尾井ホール、トッパンホール、名古屋宗次ホール、京都バロックザール等でリサイタルを行う。2012年度青山バロックザール賞受賞。
オーケストラ活動としてはこれまで、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン放送交響楽団、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・ドイツ・オペラ、サイトウ・キネン・フェスティバル・オーケストラなどで演奏。
また、2004年アジア・ユース・オーケストラ、2006・2007年PMF、2006・2009年ユンゲ・ドイチェ・フィルハーモニー団員などユースオーケストラにも参加。
ソロ・室内楽・オーケストラと幅広く活動を行っている。
現在、デンマークでのオーケストラ活動、日本でのソロ活動と人材育成、この3つを軸に活動の幅を広げている。
2013年より、南デンマークフィルハーモニー管弦楽団・副首席トロンボーン奏者
2014年より、音楽之友社“バンドジャーナル”誌上にて、コラム “世界に挑戦!〜ボーダーレスに夢を掴む” 好評連載中
1980年、兵庫県芦屋市出身
1993年、12歳でトロンボーンを始める
1999年、兵庫県立西宮高校音楽科卒業。山下浩生氏に師事
2002年、PMFに参加。シャルル・デュトワ氏指揮のもと首席奏者を務める
2003年、京都市立芸術大学音楽学部卒業。呉信一教授に師事
2003年、同大学卒業演奏会、関西新人演奏会、ヤマハ新人演奏会などに出演。小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトIVに参加
2004年、渡米、シカゴに移住
2005年-2007年、ミシシッピ交響楽団首席奏者、ミシシッピ大学音楽学部非常勤講師
2007年-2008年、デュケイン大学大学院にてピーター・サリヴァン氏(ピッツバーグ響首席)のアシスタント
2008年-2009年、小澤征爾監督、東京のオペラの森、サイトウキネンオーケストラに参加
2010年-2013年、東京佼成ウインドオーケストラに在籍
2012年-2013年、文化庁海外研修奨学生としてスイス・ベルンに派遣される。ベルン芸術大学にてイアン・バウスフィールド教授に師事。修了時には最優秀賞(Auszeichnung)を授与される
第26回日本管打楽器コンクールトロンボーン部門において審査員7名満場一致での第一位
第45回マルクノイキルヒェン国際器楽コンクール(ドイツ)トロンボーン部門ディプロマ
第6回チェジュ国際金管楽器コンクール(韓国)テナートロンボーン部門第二位
第8回東京音楽コンクール金管楽器部門第二位ほか、受賞多数
ソリストとして、日本フィル、東京シティフィル、東京ニューシティ管、東京佼成ウインドなどと共演。トマジ、マルタン、ブルジョワ、フルメリ、リムスキー・コルサコフ、ギルマン、山口尚人(世界初演、佼成ウインド委嘱作品)、アッペルモントなどの作品を演奏。
これまでに、東京、大阪、アメリカ、スイスにおいて8度のソロリサイタルを開催。
また、清水真弓氏(南西ドイツ放送響首席)とのトロンボーンデュオ『たましみず』を結成。トロンボーンの新たな可能性を追求すべく、2011年のデビューリサイタル(紀尾井ホール)、2012年の3都市公演は好評を博し、2012年第22回青山音楽賞バロックザール賞を受賞。真島俊夫氏、山口尚人氏に作品を委嘱。
教育の分野では、これまでに日本全国にて講習会やクリニックを展開。日本、アメリカ、ヨーロッパを実際に見てきた経験、習得した技術や知識を元に、次世代の育成に尽力している。2014年より、プロ奏者育成のためのワークショップを主宰。第一回ゲストにイアン・バウスフィールド氏招聘。
2012年度、バンドジャーナル誌面(音楽之友社)にて、ワンポイントレッスンの連載を担当。
パイパーズ誌面(杉原書店)第290号、第356号、第359号、第369号、第401号に特集記事が掲載される。
ヤマハミュージックメディアより、トロンボーンレパートリー玉木優のディズニー作品集(楽譜付きCD)、トロンボーン日本の名曲珠玉のコンサートレパートリー(楽譜)を監修出版。
1978年生まれ。13歳よりジャズオーケストラにてトロンボーンを始める。
東京藝術大学卒業。東京藝術大学大学院修士課程修了。大学院修了と同時に東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団に入団。2006年に東京交響楽団に首席奏者として移籍。
オーケストラ活動の他、ドラマやアニメ劇伴、CMなどのレコーディング、ジャズミュージシャンとのライブなどでも活動中。東京アトラクティヴブラス、早川隆章「東京SLIDING倶楽部」、SLIDE JAPANメンバー。東京交響楽団首席奏者。
国際的に活躍する8名の日本人トロンボーン奏者たちが、2014年夏、東京に結集。様々なバックグラウンドを持つメンバーそれぞれのユニークな個性と経験が出会い、日本を代表するグループへの成長を目指すだけでなく、世界を見据えた幅広い活動を展開しています。
2015年夏のデビューコンサートシリーズ”TAKE OFF”では「純国産チーム」による新しいトロンボーンアンサンブルの形を提唱し、各方面で多大なる反響をいただきました。
2016年春には記念すべきCD第1弾をレコーディングし発表するとともに、夏にはさらに高みを目指して”FLY HIGH”と題し、映画音楽やタンゴなど新しい音楽に挑戦しました。
2017年秋の第3回はメンバーたちの専門領域ともいえる”SYMPHONIC”~この言葉をテーマにして選んだ音楽の数々をお届けしました。
今後もその動向にぜひご注目ください!
1991年東京都羽村市出身。国立音楽大学を2014年3月に卒業。
卒業時に矢田部賞を受賞。第84回読売新人演奏会に出演。
トロンボーンをこれまでに小田桐寛之、箱山芳樹、池上亘、下島昌史の各氏に師事、またマッシモ・ラ・ロッサのマスタークラスを受講。
東京都交響楽団、東京メトロポリタン・トロンボーン・カルテットに所属。
愛媛出身。12歳よりトロンボーンを始める。2010年東京芸術大学を卒業。在学中、安宅賞、同姓会賞、アカンサス音楽賞、三菱地所賞を受賞。学内のモーニングコンサートにて芸大フィルハーモニアと協演。
第12回日本トロンボーンコンペティション第1位。関西トロンボーン協会主催、第2回ワークショップ&コンクールヤングアーティスト部門第1位。第26回日本管打楽器コンクール第5位。第3回トロンボーンカルテットコンクールinジパング第1位。
これまでにトロンボーンを、吉川武典、古賀慎治、秋山鴻市、栗田雅勝、内井規文の各氏に師事。 ステファン・シュルツ、イアンバウスフィールド、トーマス・ライエンデッカー、トーマス・ホルヒのマスタークラスを受講。
東京芸術大学管弦楽研究部非常勤講師(芸大フィルハーモニアトロンボーン奏者)を経て、群馬交響楽団へ入団、2015年7月より第一トロンボーン奏者。ブラスアンサンブルZERO.トロンボーンカルテットspirits.各メンバー。
NHK交響楽団バストロンボーン奏者。
福島県いわき市出身。2004年、東京藝術大学入学。在学中に安宅賞、アカンサス音楽賞受賞。2005年よりN響アカデミーにて研鑽をつむ。2006年、済州ブラスコンペティション(韓国、国際コンクール)にてバストロンボーン部門第一位、及び全部門におけるグランプリ受賞。同年、第23回日本管打楽器コンクールにてトロンボーン部門第一位。2008年同大学を首席で卒業。
これまでに東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、藝大フィルハーモニアとソリストとして協演のほか、旧東京音楽学校奏楽堂、いわき市芸術文化交流館アリオス、スペースDoなどでリサイタルを催すなど、ソロ活動も精力的に行っている。2012年、ドイツ・ベルリンへ留学。
これまでに秋山鴻市、古賀慎治、シュテファン・シュルツの各氏に師事。
宮城県利府町出身。 2011年、東京芸術大学卒業。
在学中よりフリーランスとしての活動を開始し、都内を中心に日本各地のオーケストラや室内楽、音楽祭などで演奏活動を行う。2009年小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトX参加 。第12回日本トロンボーンコンペティション第3位。
これまでにトロンボーンを秋山鴻市、石川浩、菊池公佑の各氏に師事。現在、東京佼成ウインドオーケストラ、 バストロンボーン奏者。
1978年、北海道札幌市出身。札幌南高校を経て武蔵野音楽大学を首席卒業。2002年、日本人で初めてオランダ・ロッテルダム音楽院のトロンボーン科に入学、2007年に卒業。ドイツに移り、ハノーファー音楽大学を卒業しディプロムを取得。余田安広、川嶋清一郎、Jörgen van Rijen、Pierre Volders、Remko de Jager、George Wiegel、Bart van Lier、Jonas Bylundの各氏もとでトロンボーンを学び、Ben van Dijk、Hendrik-Jan Renes、Ivan Meylemans、Brandt Attema、Christian Lindberg、Joseph Alessi、Michel Becquet、Stefan Schulz、Ingemar Roos、Andrea Contiの各氏をはじめ多数の奏者や教授のレッスンやマスタークラスを受講。
アムステルダム交響楽団首席奏者を務めたほか、オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団、ハノーファー州立歌劇場、ベルリン交響楽団、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン国立歌劇場、オルケストラ・ド・ノルテ(ポルトガル)、RBOシンフォニア、プロメナーデ・オーケストラ、ゼーウス・オーケストラ、シンフォニア・ロッテルダム等、オランダやドイツの大小オーケストラで契約団員やエキストラとして活動。音楽院時代には2年ほど英国式ブラスバンドにも常任メンバーとしてチャンピオンシップに参加した経験を有する。
2005年のE.レミントン・トロンボーンクワイヤー・コンペティションに優勝し、ニューオーリンズ(アメリカ)で開催されたインターナショナル・トロンボーン・フェスティヴァル(ITF)で招待演奏を行う。その当時のメンバーを中心としてInternational Trombone Ensemble(ITE)を立ち上げヨーロッパ各地でコンサートを行う傍ら、2度の大規模な日本ツアー(2008年4公演、2013年11公演)を成功させる。CD“6.35”と“HIROS”を発表したほか、日本のプロ野球公式戦のバックスクリーンでのパフォーマンスも行った。また、New Trombone CollectiveやMecanique Vivanteらとともにオランダ北部離島のウーロル・フェスティヴァルのオープニングで3万人を超える聴衆を集めてスペクタクルを行うなど、活発な活動を展開した。
オランダで隔年開催され世界各地から注目を集めているヨーロピアン・トロンボーン・フェスティヴァル“スライド・ファクトリー”には2005年の創成期より出演や運営で携わっており、日本からも多数の参加者を募っている。2014年のレッチェ・トロンボーン・フェスティヴァル(ドイツ・オランダ)アンサンブル講師。2008年および2011年の志賀高原サマーミュージックキャンプ(長野)講師。
2011年春にMartin Schippers、Steven Verhelstとともにチャリティ・コラボレーション・プロジェクト“A SONG FOR JAPAN”を発案し、在欧日本人トロンボーン奏者たちおよび世界各地のトロンボーン奏者たちと協力してプロジェクトを広める。現在までプロジェクトマネージャを務めている。2005年に世界的ジャズトロンボーン・アーティスト、Bart van Lier氏の著書「コーディネーション・トレーニング・プログラム」の日本語版を監修した。現在も新たに翻訳活動を手掛けている。また、レッスンやマスタークラスの通訳としてもクォリティの高さを発揮。
2011年、ヨーロッパの現在進行形のトロンボーンサウンドやスタイルを日本の若い世代に伝えることを主目的として、トロンボーン奏者たちのCD・DVD・楽譜等の良質なアイテムを厳選して集めた“TAKASHIBRO ONLINE SHOP”を開設。そのアイテム数は現在160を超えている。
これまで日本帰国時には個人レッスン、クリニック、アンサンブルコーチング、吹奏楽指導等幅広い層への教育活動を精力的に行っている。12年半に渡るヨーロッパ生活を終え、2015年2月に日本に移住。
2012年秋より現在、南西ドイツ放送交響楽団首席トロンボーン奏者。
神奈川県出身。10歳よりトロンボーンを始め、春山和雄・三輪純生の各氏に師事。慶應義塾大学理工学部物理情報工学科卒業。同大学大学院在学時、半年間のオーストリア、ウィーン留学をきっかけに、音楽・トロンボーンの道を決意、ドイツ留学に至る。
2005・2010年フライブルク音楽大学(ドイツ)にて、2010・2012年ベルン芸術大学(スイス)にてブラニミール・スローカーに師事。ベルン芸術大学ソリスト課程では入学試験時にその音楽性と技術に感銘を受けた大学側が、卒業試験の為にトロンボーン協奏曲をヴィト・ツーライに委嘱、カメラータ・ベルンと新作「Re-Slide」を演奏し、大成功をおさめる。
同時に2007・2009年、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団「カラヤン・アカデミー」に所属(日本人初トロンボーン)、首席奏者クリストハルト・ゲスリングに師事。2009年オーストリアで初の女性首席トロンボーン奏者として、リンツ・ブルックナー管弦楽団に就任、2012年に南西ドイツ放送交響楽団に移籍。また、2008・2009年度、ローム・ミュージック・ファンデーションの奨学生。これまでにジョセフ・アレッシ、イアン・バウスフィールド、シュテファン・シュルツ、ピーター・サリヴァン、ニッツァン・ハロッズ、エドガー・マニャク、イングマール・ルースらのマスタークラスを受講。
トロンボーン独奏では、ドイツ・ワインガルテン音楽祭トロンボーンコンクールにて第1位、グダニスク国際金管楽器コンクールにて第1位を受賞を初め、数々の国内外コンクールで受賞。2012年オペラシティB-Cシリーズリサイタルを行い、好評を得る。2014年フィリアホール<女神(ミューズ)との出会い>シリーズ出演予定。
室内楽活動として、トロンボーンデュオ「たましみず」を2011年に結成、これまでに紀尾井ホール、トッパンホール、名古屋宗次ホール、京都バロックザール等でリサイタルを行う。2012年度青山バロックザール賞受賞。
オーケストラ活動としてはこれまで、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン放送交響楽団、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・ドイツ・オペラ、サイトウ・キネン・フェスティバル・オーケストラなどで演奏。
また、2004年アジア・ユース・オーケストラ、2006・2007年PMF、2006・2009年ユンゲ・ドイチェ・フィルハーモニー団員などユースオーケストラにも参加。
ソロ・室内楽・オーケストラと幅広く活動を行っている。
現在、デンマークでのオーケストラ活動、日本でのソロ活動と人材育成、この3つを軸に活動の幅を広げている。
2013年より、南デンマークフィルハーモニー管弦楽団・副首席トロンボーン奏者
2014年より、音楽之友社“バンドジャーナル”誌上にて、コラム “世界に挑戦!〜ボーダーレスに夢を掴む” 好評連載中
1980年、兵庫県芦屋市出身
1993年、12歳でトロンボーンを始める
1999年、兵庫県立西宮高校音楽科卒業。山下浩生氏に師事
2002年、PMFに参加。シャルル・デュトワ氏指揮のもと首席奏者を務める
2003年、京都市立芸術大学音楽学部卒業。呉信一教授に師事
2003年、同大学卒業演奏会、関西新人演奏会、ヤマハ新人演奏会などに出演。小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトIVに参加
2004年、渡米、シカゴに移住
2005年-2007年、ミシシッピ交響楽団首席奏者、ミシシッピ大学音楽学部非常勤講師
2007年-2008年、デュケイン大学大学院にてピーター・サリヴァン氏(ピッツバーグ響首席)のアシスタント
2008年-2009年、小澤征爾監督、東京のオペラの森、サイトウキネンオーケストラに参加
2010年-2013年、東京佼成ウインドオーケストラに在籍
2012年-2013年、文化庁海外研修奨学生としてスイス・ベルンに派遣される。ベルン芸術大学にてイアン・バウスフィールド教授に師事。修了時には最優秀賞(Auszeichnung)を授与される
第26回日本管打楽器コンクールトロンボーン部門において審査員7名満場一致での第一位
第45回マルクノイキルヒェン国際器楽コンクール(ドイツ)トロンボーン部門ディプロマ
第6回チェジュ国際金管楽器コンクール(韓国)テナートロンボーン部門第二位
第8回東京音楽コンクール金管楽器部門第二位ほか、受賞多数
ソリストとして、日本フィル、東京シティフィル、東京ニューシティ管、東京佼成ウインドなどと共演。トマジ、マルタン、ブルジョワ、フルメリ、リムスキー・コルサコフ、ギルマン、山口尚人(世界初演、佼成ウインド委嘱作品)、アッペルモントなどの作品を演奏。
これまでに、東京、大阪、アメリカ、スイスにおいて8度のソロリサイタルを開催。
また、清水真弓氏(南西ドイツ放送響首席)とのトロンボーンデュオ『たましみず』を結成。トロンボーンの新たな可能性を追求すべく、2011年のデビューリサイタル(紀尾井ホール)、2012年の3都市公演は好評を博し、2012年第22回青山音楽賞バロックザール賞を受賞。真島俊夫氏、山口尚人氏に作品を委嘱。
教育の分野では、これまでに日本全国にて講習会やクリニックを展開。日本、アメリカ、ヨーロッパを実際に見てきた経験、習得した技術や知識を元に、次世代の育成に尽力している。2014年より、プロ奏者育成のためのワークショップを主宰。第一回ゲストにイアン・バウスフィールド氏招聘。
2012年度、バンドジャーナル誌面(音楽之友社)にて、ワンポイントレッスンの連載を担当。
パイパーズ誌面(杉原書店)第290号、第356号、第359号、第369号、第401号に特集記事が掲載される。
ヤマハミュージックメディアより、トロンボーンレパートリー玉木優のディズニー作品集(楽譜付きCD)、トロンボーン日本の名曲珠玉のコンサートレパートリー(楽譜)を監修出版。
1978年生まれ。13歳よりジャズオーケストラにてトロンボーンを始める。
東京藝術大学卒業。東京藝術大学大学院修士課程修了。大学院修了と同時に東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団に入団。2006年に東京交響楽団に首席奏者として移籍。
オーケストラ活動の他、ドラマやアニメ劇伴、CMなどのレコーディング、ジャズミュージシャンとのライブなどでも活動中。東京アトラクティヴブラス、早川隆章「東京SLIDING倶楽部」、SLIDE JAPANメンバー。東京交響楽団首席奏者。